事業案内
耐火被覆工事とは建物の要となる柱や梁の部分を、火災時の熱から守るために、耐火性・断熱性の高い材料で覆う工事です。
被覆材を吹付けする方法や、石膏ボード等で囲う方法などがあります。
防火、耐火および遮音性にも優れ、施工も容易な構造をもつ画期的な鋼製リブ付き石膏ボード工法を開発しました。
これまでは作業現場において石膏ボードに建築用補強部材であるスタッドを取り付け間仕切り壁を作っていましたが、これは現場で石膏ボードの裏側にスタッドを取り付けなければならないため、高度な技術が要求されると同時に作業スペースが制約される現場の多いことから、施工上でいろいろな制限がありました。
このたび開発された「耐火Ⅰ.ⅡH、遮音壁耐火ウォール」は、この技術的な問題を解決するために石膏ボードを製造する段階でスタッドの受け皿となる鋼製リブをあらかじめ取り付けておき、作業現場での建築用補強部材(スタッド)取り付け作業を著しく簡素化させようとするものです。
また建築用補強部材の形状を三角形にすることにより、強度がいちだんと向上しています。